本の紹介 その2 斉藤孝さん 「本は読んだらすぐアウトプットする!」
年が明け、令和2年に入りました。わたしは諸事情により自分の時間がたくさんできるようになりまして、読書などを頻繁にするようになり、月間の読んだ本の数が増えていきました。年明け2月に3冊、3月7冊、4月15冊。そして、5月5冊。
なぜ5月に急に読んだ本の冊数が減ったのかは、例の新型コロナウイルスのせいです。利用していた区の図書館が休館してしまったからです。おこずかいの事情で、書籍の購入は今の私にはかなわぬ夢の厳しい現実。なので、無料で書籍が読み放題の図書館はたいへん重宝していました。知ってました?1人10冊まで借りられるんですよ。
最初知ったとき、「誰がそんなに借りるんだよ」なんて思いました。それまでは、本など年に2,3冊しか読みませんてさしたが、でも今は納得。
なので、読み放題の図書館の休館は僕には大きな痛手でした。さらに外出自粛で本屋に行くのも控えなければならず、読みたい本が手元からどんどん減っていきました。せっかく本を読む習慣がついたのに…
でも、緊急事態宣言が解除され、6月に入り図書館も再開。初の貸し出し書籍が今回の「本を読んだらすぐアウトプットする!」でした。
斉藤孝さんらしい非常に読みやすい本でした。この本は去年の7月初版発行のでしたが、本屋に新刊で「アウトプットする力」という、やはり斎藤孝さんの書かれた似たような本が並んでました。飛ばし読みをしましたが、こちらもおもしろいです。
僕の読む本の傾向としては、自己啓発本かビジネス書です。やっぱり新しい知識を得るのは、その行為自体が好きみたいです。とくに誰かに話したいというわけではありません。視聴するテレビ番組でも、プロフェショナルとかカンブリア宮殿、情熱大陸とか好きですね。でも誰かに話したいわけではない。
ところが、今年の3月からブログを始めようという気になりまして、今現在こうして慣れないパソコンに向かっています。そうです。たぶん人生で初めてアウトプットを毎日することが続いています。常に毎日ネタ探し。なので、まさに今の僕には旬の本でした。斉藤孝さんありがとう。
人それぞれ本の読み方ってあると思いますが、僕の場合、「はじめに」から目次を熟読した後、「おわりに」も、まず読んでしまいます。ですが、この本には「おわりに」がありませんでした。代わりに「いますぐやってみようリスト」なるものがありました。これが、まずおもしろく「読んでみたい!」になりました。
その中の気に入ったいくつかを紹介しましょう。
❶「小さな気づき感動などをSNSで
逐次配信しましょう」
僕が今まさに始めたことやん!
❷「20分で読んだ本を
1分で友達に内容をプレゼンする」
❸「新聞記事を引用して自分の考えを
1~2分のスピーチにまとめる」
❹「ポスター、チラシ、動画など
面白かった小説の宣伝素材をつくる」
など。
早速、楽しんで参ります。